SERVICE

建築部門

人が集い、暮らしを支える建物をつくること。
建設計画からアフターメンテナンスまで一貫して担い、安心と価値を未来へ届けます。
この場所が、地域の皆さまの大切な思い出を育む空間となることを願い、チーム一丸で心を込めて向き合っています。

©Endo Architect and Associates, all rights reserved.

※レーザースキャナーで点群記録した紫電改

※2026年2月時点

紫電改展示館新築工事

太平洋戦争の末期、厳しい戦況の中で開発され、日本の航空技術の粋を集めたとされる戦闘機「紫電改」。その現存する唯一の実機が、今も愛媛県愛南町で大切に保管されています。
この紫電改は、昭和20年7月に愛南町・久良湾へ不時着した後、長い年月を海中で過ごしていました。昭和53年、地元ダイバーによって発見され、翌年に県によって引き揚げられた後は、損傷部分を含め可能な限り当時の姿を残す形で整備され、「紫電改展示館」にて公開されてきました。機体は戦争の記憶を伝える貴重な資料として、多くの来館者に平和の大切さを伝え続けています。
一方、現在の展示館は建設から時間が経過し、老朽化が進んでいます。こうした状況を受け、愛媛県は新たな展示施設の整備に着手しており、そのうち建物本体(基礎工事を含む)に関わる建築工事を当社が担当することとなりました。紫電改をより良い環境で後世に残していくための取組の一端を担うものです。

※パースは完成予想図です。
※歴史的な記述の一部は、愛媛県が公開する資料を参考に当社にて再編集しています。
参考:紫電改クラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/shidenkai)

南レクホームページ|紫電改展示館
https://www.nanreku.jp/site/ainan/shidenkai-tenjikan.html

  • 工事名:紫電改展示館新築工事
  • 工事場所:愛媛県愛南町久良
  • 工事概要:紫電改展示館の新築工事ならびに現展示館の先行解体工事
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  • 工事名:吉田公園野球場災害復旧工事
  • 工期:2023年9月28日~2025年2月28日
  • 工事場所:愛媛県宇和島市吉田町鶴間新
  • 工事概要:野球場施設整備工事

吉田野球場復旧工事

■現場について

平成30年の豪雨災害において、土砂の仮置場としての役割を果たした吉田公園野球場。
少しずつ土砂の撤去も進み、今度は、元通り野球場としての機能を回復させるべく、その復旧工事を当社が担うこととなりました。

■工事の現場から|直面した課題

施設の一部には、あえて当時のものをそのまま残しました。けれど、時代は流れ、部品も材料も施工方法もすべてが変わっています。
昔の姿を守りながら、今の技術でどうなじませるか。
見た目にも、使い勝手にも、違和感を残さないこと――。
過去と現在を一つに縫い合わせるような作業に、何度も頭を悩ませました。

SERVICE

土木部門

道路やトンネルなどの社会基盤整備をはじめ、災害復旧工事まで幅広く対応。地域の暮らしを足元から支え、次の世代へとつなぐインフラを築いています。
家族のように思う地域の皆さまが、明るく健やかに暮らせるように。私たちの仕事が意識されないほど、当たり前の日常を支えています。

  • 工事名:矢ヶ浜~戸島~嘉島海底送水管更新工事
  • 工期:2022年9月23日~2023年11月30日
  • 工事場所:宇和島市蒋渕、戸島
  • 工事概要:送水管敷設工事

矢ヶ浜~戸島~嘉島海底送水管更新工事

■現場について

宇和島市にはいくつかの離島がありますが、そのうち戸島・嘉島地区へ上水を供給している海底送水管は、布設から40年以上が経過し、老朽化が大きな課題となっていました。
2019年6月には矢ヶ浜沖約400m地点で破損事故が発生し、島しょ部全域(304戸・約650人)が断水する事態となりました。
こうした背景から、安全で安定した水供給を確保するため、宇和島市が令和4年度から5年度にかけて実施したのが本更新工事です。
本工事では、延長約2,600mにも及ぶ一本物の水道管を海底に布設する、極めて高度な技術を要する特殊施工を行いました。(総延長は3箇所で約5,300m)
離島の“命のライフライン”を支える工事であり、私たち技術者にとっても、これまで以上に使命感と責任を強く感じる現場となりました。

■工事の現場から|直面した課題

送水管を布設する箇所の付近に多数の養殖筏(いかだ)があったため、それらを傷つけないように施工したことですね。また、送水管そのものも高価な一本物の管なので、破損しないように細心の注意を払って施工しました。
当工事は、当社を代表とする2社で構成された共同企業体(JV)で施工しました。高度な技術と綿密な連携のもと、安全かつ確実な施工に取り組みました。

  • 事業名:一般国道56号津島道路事業
  • 工事区間:愛媛県宇和島市津島町岩松~愛南町柏
  • 工事概要:道路延伸工事(10.3km)

四国8の字ネットワーク一般国道56号 津島道路関連工事

■現場について

宇和島市から愛南町を結ぶ国道56号は、地域の南北をつなぐ唯一の主要道路です。代替となる交通手段が乏しく、事故や災害による通行止めは、地域の暮らしや経済活動に大きな影響を及ぼします。
特に、南海トラフ地震などの大規模災害が発生した場合、道路の寸断によって救助活動や物資輸送が滞る恐れがあります。さらに、宇和島市以南には第三次救命救急医療機関がなく、愛南町には60分以内に到達できない地域もあります。医療アクセスの面からも、道路機能の強化が求められています。
こうした課題を解決するため、国土交通省主導のもと「一般国道56号津島道路」の整備が進められています。延伸区間は約10.3kmで、南予地域の将来を支える重要なインフラ整備事業です。

■工事の現場から|直面した課題

本事業は長区間にわたる大規模プロジェクトで、複数の建設会社が工区ごとに分担して施工しています。当社もその一部を担当しています。
工区間では工程や条件を共有し、綿密に連携を取りながら工事を進めています。一つの工区で生じた変更が他工区へ影響することもあるため、調整力と情報共有が重要です。
また、地質条件や天候など、現場では予期せぬ事態が発生することもあります。その都度計画を見直し、安全と品質を確保しながら施工を進めています。
プロジェクト全体の使命である「地域の安全と未来を支える道路」の実現に向け、当社は担当工区の責務を果たしていきます。

  • 工事名:(国)440号 小村トンネル建設工事
  • 工期:2023年3月16日~2025年9月30日
  • 工事場所:愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷
  • 工事概要:トンネル工事(施工延長470m)

防道改第31号の2 (国)440号小村トンネル建設工事

■現場について

久万高原町は四国カルストで知られる高原地帯で、平均標高はおよそ800mあります。そのため夏は比較的涼しく、ツーリングを楽しむ多くのライダーが訪れる地域です。
一方で、今回の施工エリアは道路幅が狭く、見通しもよくない区間でした。また、この路線は大規模災害時の緊急搬送や日常の生活道路としても重要な役割を担っています。
そうした背景から、「国道440号の最後のボトルネックを解消する」という大きな使命を任された工事であるという思いで、強い気概を持って施工に臨みました。

■工事の現場から|直面した課題

トンネルの出入り口付近で使える作業スペースがとても狭かったことですね。
掘削(くっさく)※を始める段階や、内部にコンクリートを打つための移動式型枠の組立作業に支障が出る恐れがありました。
そこで、目前の川の上に作業用の足場を設置し、なんとか必要な作業スペースを確保することにしました。

※土砂や岩盤を掘り取り、地面に穴や溝をあける作業のこと。

  • 業務名:平成30年7月豪雨災害廃棄物処理業務委託
  • 委託期間:2018年10月30日~2020年5月31日(付帯工事含む)
  • 工事場所:愛媛県宇和島市大浦
  • 工事概要:災害廃棄物仮置場業務委託

平成30年7月豪雨災害廃棄物処理業務

■現場について

平成30年(2018年)7月豪雨災害により、宇和島市内では1,767戸の住宅被害が発生し、推計約52,650トンの災害廃棄物が生じました。被災地の復旧を進めるうえで、これらの廃棄物を迅速かつ適正に処理することが大きな課題となりました。
当社は、災害廃棄物仮置場の運営業務を担当しました。「2年以内の処理完了」と「資源再利用率90%以上」を目標に掲げ、木くずやコンクリート、廃家電など多種多様な廃棄物を受け入れました。
その結果、50,000トンを超える廃棄物について、目標通り90%以上のリサイクル率を達成し、2020年5月に業務を完了しました。被災地の復旧を支える重要な役割を担いました。

■工事の現場から|直面した課題

本業務は、当社が通常行っている土木工事とは異なり、業務委託による災害廃棄物の仮置場運営および処理業務でした。手続きや関係業者との調整方法もこれまでとは異なり、体制づくりから手探りで進める場面もありました。
また、本業務では多くの住民の方が災害廃棄物を直接持ち込まれました。豪雨災害により心身ともに疲弊されている方々と向き合う中で、これまで以上に丁寧な対応や細やかな配慮が求められました。
廃棄物の処理だけでなく、被災された方々の思いに寄り添いながら業務を進めたことも、本工事の大きな特徴でした。